根室市いきがい大学公演 2018年 3月
三年振りの再訪問 ~ ご担当のEさんは私と同じ年の午歳で、最初の訪問時より親近感があった。(先方がどう思っていたかは解らないけれど・・・。)
Eさんからご依頼の電話を頂戴して、私は嬉しかった。
根室まではたっぷり四時間の車の旅だが、それも又イイのだ。懐かしい人に会いに行く気分だ。
それにしても雪融け間近かの道東の、グレーの空と白と茶色の原野の景色は妙に切ない。
そうしていよいよ車は根室市へと入っていった。目に入って来た白波の立つ海が、暮れゆく陽光に光って美しい。そして強い浜風が横から吹きつけてくる。それもなつかしくとてもイイ!
久しぶりにEさん他のスタッフの方々との再会と挨拶。それから早速準備にかかる。
今回は、少しでもお金を持って帰れる様にと、当社のラーメンと塩の販売もスタッフの皆さんが担当してくれると言う。入口には臨時売店が出来た。
準備を終えたその夜、Eさんともう一人のご担当が、私とマネージャー厚谷を食事に招待してくれた。
そこは “炉端” (ろばた)という店で、ちょっと古めかしく、実にいい雰囲気の木造の店で奥座敷に案内された。薄す灯りの下に、すでに大きな土鍋がガス台の上に掛っていた。
私は地酒 “北の勝” の冷をコップでもらった。 ウ~ン・うまい!! これが美味いんだヨ!
ここは根室なのだ! 私は何杯も頂戴した。
肴の味付けが又いい。(うす口正油の砂糖なしだ)本日酒にぴったりだった。
したたかに酔って、Eさんの人生を聞き、至らぬ自分の我がままを反省し、ホテルへと帰った。
翌朝、10時開演。
結構な数のお客さんが集まって来てくれていた。
200名以上のご来場があったと思います。
(Eさん他皆さん皆さん、ががんばって集客してくれたんですね。
ありがとうございます!)
開始の講演演目は “目指せ元気な百歳”
そして “落語一席” 続いて衣装を変えての “歌謡ショー” 。たっぷり二時間のステージを無事終えた。
アンコールに又拍手を戴いて、帰途へ・・・・・・。
またひとつ終わったね。
このライブ通信もずい分と間が開いてしまったものです。
どうにも、自分が、心が、定まらないとやっぱり
こういうものも書けないんだね。(人生は色々とあるものですね・・・・・・。)
しかし悩もうと、止まろうと、どうしようと、人生の時は勝手に進んでゆく様で、過ぎ去っ事、済んでしまった事はもう仕方のない事で、おう! それじゃ、どうあっても、前を向いて前進してゆこうじゃないか!と思った次第です。毎度の繰り返しだけれどもね。
でも、どんな時でも声を掛けて下さるのがこの生涯学習公演~ 私はこの11年間、この舞台に助けられ、育てられ、勇気をもらって歩いてきました。
だからこれからも、もっともっと自分を高め、元気を、勇気を、気の付いた事を少しでも皆様に差し上げたいと思っております。そして私も元気を勇気を皆様から戴きたい。
近頃はそんな殊勝な気持ちが芽生えて来た、根室への旅でした。
※その翌日より私は風邪をもらって10日間びっしり寝込みました。こんな風邪は久しぶりで、参りました。が、これも人生、色々想いを巡らせながら明日を夢見ていました。
さァ、ここからもう一丁、出直しだァ! ウハハハ・・・・・・。